住宅ローンは年収の何倍まで?目安と「あなたの借入可能額」を知る方法
「マイホームを考え始めたけど、自分たちの年収で一体いくら借りられるんだろう?」
家づくりを検討する多くの方が、最初にこの疑問に直面します。ネットで「年収の7倍」といった情報を見ても、それが本当に自分たちに当てはまるのか、確信が持てずにいませんか?
金額の目安が曖昧なまま物件探しを始めると、予算オーバーの物件に心惹かれたり、逆に選択肢を狭めすぎたりと、貴重な時間をロスしかねません。また、「借りられる額」と「無理なく返せる額」は違うため、安易な計算は将来のリスクにも繋がります。
ご安心ください。この記事では、住宅のプロが「住宅ローンの借入可能額」の基本的な目安から、あなたの状況によって金額が変わる重要ポイント、そして次に何をすべきかまでを、分かりやすく解説します。
住宅ローンの借入可能額 Q&A
- 住宅ローンって、だいたい年収の何倍くらい借りられるんですか?
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一般的な目安は「年収の7倍〜9倍」です。
金融機関によって審査基準は異なりますが、多くの場合、住宅ローンの借入可能額は年収の7倍から9倍が目安とされています。
【具体例】年収500万円の場合
例えば、年収500万円の方なら、その8倍と仮定すると【4,000万円】が借入額の一つの目安となります。ただし、これはあくまで審査のスタートラインとなる数字です。
この目安額は、あくまで基本的な計算上のものです。実際には、お客様一人ひとりの状況によって、借りられる金額は大きく変動します。
要注意!あなたの借入額を変える重要ポイント
一般的な目安だけでなく、以下のポイントがご自身の借入可能額に大きく影響します。
- 収入の合算(ペアローンなど)
ご自身単独でローンを組むか、配偶者の収入を合算して「世帯年収」として申し込むかで、借入可能額は大きく変わります。共働きのご夫婦であれば、収入を合算することで、より大きな資金計画を立てられる可能性があります。 - 他の借入状況
自動車ローンやカードローンなど、住宅ローン以外の借入がある場合、その返済額も考慮されます。毎月の返済負担率が審査に影響するため、他の借入が多いと住宅ローンで借りられる額は少なくなります。 - 勤続年数や雇用形態
安定した返済能力を示す指標として、勤続年数も重要な審査項目です。転職直後などの場合は、審査に影響が出ることもあります。
- 収入の合算(ペアローンなど)
- 自分の「正確な」借入可能額を知るには、どうすればいいですか?
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最も確実なのは「事前審査(仮審査)」を受けてみることです。
ご自身の状況を踏まえた正確な借入可能額を知るためには、金融機関の「事前審査(仮審査)」を申し込むのが最も早く、確実な方法です。
事前審査のメリット
- 正確な予算がわかる:自分がいくらまで借りられるかが明確になり、無理のない資金計画と物件探しが可能になります。
- 交渉がスムーズになる:不動産会社との交渉の際に、ローン承認の見込みがある顧客として信頼を得やすくなります。
- 無料で、複数申し込める:多くの金融機関で無料で行え、結果を比較検討することもできます。
どこで申し込める?
事前審査は、銀行などの金融機関窓口で直接申し込むほか、私達のような住宅会社や不動産会社を通じて申し込むことも可能です。
弊社にご相談いただければ、お客様に合った金融機関のご提案から手続きのサポートまで一括して行えます。通常、1週間程度で結果がわかりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
まとめ:理想の家づくりは「正しい予算把握」から
最後に、今回のポイントをまとめます。
- 住宅ローン借入額の一般的な目安は「年収の7〜9倍」。
- 収入合算や他の借入状況など、個別の条件で金額は大きく変動する。
- 正確な借入可能額を知るには「事前審査」が最も確実で早い方法。
まずはご自身の正しい予算感を把握することが、理想の家づくりの大切な第一歩です。
ホームランディックでは、お客様一人ひとりに合わせた資金計画のご相談や、事前審査のお手伝いを無料で行っております。家づくりに関するお金の不安、ぜひ私たちにご相談ください。